貴方はこんな悩みを持っていますか?
話すことが無くて会話が続かない、直ぐに途切れてしまう
共通点がない人との会話に困る
沈黙が怖い
雑談が苦手
自分に自信がなく、積極的に自分から話しかけられない
遠慮がちで言いたいことをはっきり言えない
受け身でしか会話が出来ない
新しく社会人になったけど、学生と違って仕事場でのコミュニケーションの取り方がよく分からない
新しく営業の仕事を始めたけど、どういう風にお客さんに話をすればいいのかよく分からない、
なかなか成績が伸びない
飲み会や雑談で会話を盛り上げられない
おもしろい話が出来ない、仕方が分からない
おもしろい会話についていけない、ユーモアセンスに自信が無い
人の目線が気になる
自分が言ったことで相手が退屈してないか、嫌われていないか、不安になる
直ぐにネガティブな被害妄想をしてしまう
とにかく人と話すのが苦手、口下手
対人恐怖症
はい、安心して下さい。このE-BOOKを読んで実践すれば、早ければ数日以内、遅くても90日以内には、貴方の悩みの大半は解決しているか、かなり軽くなっているでしょう。
なんであの人は誰とでも楽しそうに
会話が出来るの?
貴方の周りに、初対面でも、何時でも、どこでも、誰とでも直ぐに打ち解けて、楽しく会話が出来る人はいませんか? どこの職場やグループにもたいていそういう人がいると思います。
貴方はそんな人を見て、
「信じられない」
「なんで今会ったばかりの人とあんなに話すことがあるの?」
「なんでもう笑いながら話してるの? 理解出来ない!」
「あんなに誰とでも気さくに楽しく話せるあの人がうらやましくて仕方がない。
正直、嫉妬心さえ覚える。」
と思ったことがあるかもしれません。
大丈夫です。このE-BOOKを実践すれば、早ければ数日以内、遅くても90日以内には、貴方もそんな人になっているでしょう。
はじめまして。山崎といいます。
わたしは、会話やコミュニケーションに悩む人に向けて、ユーモアや笑いを取り入れたコミュニケーションの仕方を、主にインターネットを通してアドバイスをしています。
しかし、わたしが子供の頃から外交的で、話がおもしろく、クラスの人気者だったかといえば、とんでも御座いません。実際はまったく逆で、子供の頃のわたしは、内向的、臆病、小心者で、いつも家でファミコンばかりやっていました。母親からは、もっと外で遊びなさい! といつも言われていました。
特にいじめられていたとか、友達がいなかったわけでは無いですが、活発にワイワイと場を盛り上げるようなタイプではなく、むしろ実像のわたしは、途方もないくらいの臆病者、小心者で、今の言葉で言うなら、まさに“パーフェクト・ヘタレ”でした。(注:ヘタレ=根性なし、弱い、臆病等)
しかし、そんなわたしも今では、どんな場所でどんな人と出会っても、自信を持って堂々と話し、ユーモアで相手を楽しませながら、ごく短時間で相手と信頼関係を作り、かなりの確率で好印象を持ってもらえるようになりました。
究極のシャイボーイ
自分の過去のカッコ悪い話は、かなり恥ずかしいし、本音を言えば、インターネット上で、本名で、こんな話等一切話したくも御座いません。
・・・ですが、過去のわたしの話を聞けば、もし貴方が今現在、どんなに会話や人間関係が苦手だったとしても、
「コイツよりはマシかな」
「コイツには勝ったな」
と、自信と勇気がわいてくるだろうと思ったので、思い切って正直に、包み隠さず話すことにします。
小学校3年生のときだったと思います。授業中に、ものすごくオシッコがしたくなりました。
ふつうなら、ただ単に
「先生、ちょっとトイレに行ってきていいですか」
と言えばいいだけです。
ですが、当時のウルトラ級に恥ずかしがりで臆病なわたしには、そのたった一言がどうしても言えませんでした。そして、ついに我慢の限界を超えて、その場でオシッコを漏らしてしまいました・・・
幸い、わたしの席は教室のいちばん後ろの方だったので、誰も気づいていなかったようですが、もしかしたら、本当は何人か気づいていたのかもしれません。これはわたしの小学生時代最悪の体験でした。
ノミの心臓
その後、中学生、高校生になっても、臆病で小心者なのはまったく変わりませんでした。
学校の国語の授業で、順番に本を読んでいくのがあったと思います。あれが、どうしてもふつうに出来ませんでした。今思うと、恐怖症と言ってもいいレベルだったと思います。
自意識、劣等感等が異常に強くて、極度に気が小さく、
自分の順番が一歩ずつ近づいてきているという、強迫観念のような感覚、
周りの皆が黙って聞いている中、自分一人だけが何かを喋っているという状況
がどうしても耐えられませんでした。
いつも、途中で何度も止まりながら、何とか当てられた箇所を読み終えていました。
これを克服しようと何度も家で練習したりもしましたが、大勢の人を想像しただけで心臓がバクバクとアガってしまう始末で、もうどうしようもない、救いようがない状態でした。いったいどうすれば、この性格を治して、克服出来るのか、まったくわかりませんでした。
・・・これが、元々のわたしの本当の姿です。
如何ですか、いくらなんでも貴方は、ここまでひどくはなかったんじゃないでしょうか。
オモロいやつ=人気者
わたしは関東の出身ですが、小学校低学年のときに、親の仕事の都合で四国に引っ越しました。四国の中でも、香川、徳島あたりの地域は、関西文化圏と言える地域で、言葉もだいぶ似ていて、テレビも関西ローカルが中心です。
わたしがこの地域に来て、いちばん違うと感じたのは、「オモロい(おもしろい)」という要素が、ふだんの会話や人間関係で重視されていることでした。(もう一つは、異様にタコ焼き屋が多いことです・笑)
ふつう、中学生や高校生が友達の話をするとき、
“誰々はかっこいい”
“誰々はかわいい”
とか、
“誰々は運動神経がいい、頭がいい”
“誰々の家は金持ち、貧乏”
等の話題はよく出ますが、
“誰々はオモロい(おもしろい) ”
という評価基準がふつうにあるのは、この地域独特だと思います。
このときに、お笑い文化・「オモロいやつ=人気者」という概念に出会ったことが、後にわたしの人生を大きく変えるきっかけになりました。
オモロいやつ=才能?
ただ、「オモロいやつが人気がある」と言う事を知って、直ぐにわたしがそうなって、悩みも短所も克服できたかといえば、そんな簡単な話では御座いません。
第一、そのときは、自分が“オモロいやつ”になろう等と思ったことは、1度も御座いませんでした。おそらく、周りにもそんな人は一人もいなかったと思います。
何故なら、そもそも“オモロい”というのは、いわば、ルックス、身長、顔の造りみたいなもので、生まれつきの素質や才能だと、わたしも含め、皆ふつうに思っていました。
なので、会話ではオモロい友人には勝てないけど、俺はバンドを頑張る、とか、俺はいい大学に受かる、という風に、自分を納得させていました。
その頃のわたしは、何故かオモロい友人のグループに入っていましたが、かなり消極的で引っ込み思案で、会話についていけないので、いつも黙って聞き役に回っていました。
基本的に自信が無いので、自分の殻に閉じこ持っていて、感情を素直に表現するのも苦手でした。友人からは、「お前何考えとるかわからん」とか、「もっと感情を表に出して欲しい」と、男友達にさえ言われていました。
原因はこれか!
高校を卒業した後、家族でまた関東に戻ることになり、わたしはそこで浪人をしていました。
縁もゆかりもない土地で、友達も一人もいなく、ただひたすら予備校に通って勉強をつづける日々で、唯一最大の楽しみは、お笑い番組でした。お笑い番組を見ているときだけが、この牢獄生活の中、唯一の心休まる楽しい時間でした。
いつもテレビを見ながら、
「めちゃくちゃオモロいなぁ~」
「ようこんなことが出来るな、凄いな」
「俺には絶対こんなことできん」
と思っていました。
そして、テレビに出ている、当時売り出し真っ最中のダウンタウンや、他のお笑い芸人たちを見ていると、あるとき、ふっと気付いたことがありました。
彼らには、わたしがずっと悩んでいたような、恥ずかしさとか、過剰な自意識、劣等感、プライドといったものが一切ないと言う事です。
「そうか、俺もこういう人たちを真似して、見習っていけばいいのかもしれない!」
と、急に宝のありかを突き止めたように、希望に満ちたワクワクした気持ちがわいてきました。
家族以外に、ふだん会話をする相手も友達もまったくいなかったので、当時のわたしはおそらく、芸人たちの会話や立ち居振る舞いの全てを、乾いた綿が水を吸収するように、どんどん吸収していったのだと思います。
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